北京五輪プレスセンターは3月28日午前、2008年のオリンピックに向けた工事建設に関する記者会見を開き、「北京2008工事建設指揮部弁公室」報道官の呉競軍?総工程師が、北京五輪施設の工事進行状況を次の通り説明した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。 五輪施設の建設工事は今のところ、全体的に順調に進んでいる。全体計画によると、国家体育場(愛称:鳥の巣)は2008年3月末、他の競技場の建設工事はすべて年内に竣工の見通し。 各施設の改築?拡張工事も、着実に進められている。そのうちのひとつ、豊台ソフトボール場は2006年に竣工、使用が開始され、第11回世界女子ソフトボール選手権大会が開催された。 トレーニング用施設の朝陽スポーツセンター陸上競技場も竣工、使用が開始された。オリンピックメイン施設トレーニング場、首都体育学院及び各区のトレーニング施設など19項目のプロジェクトも着工した。残り25施設は計画どおり、2007年に続々と着工される予定。 このほか、五輪施設周辺には計62本の道路と4基の橋梁の建設が予定されている。内訳は、主要幹線道路16本、幹線道路27本、支線道路18本、1級道路1本で、道路総延長は約162キロメートル。現在、道路53本と橋梁4基は着工済みで、うち道路26本と橋梁2基は開通準備が整い、道路27本と橋梁2基は工事中。残る道路9本は、計画通り2007年に着工開始の見通し。 「人民網日本語版」2007年3月29日 |