日本貿易振興会(JETRO)はこのほど、2006年の日中貿易に関する分析報告を発表した。それによると、2006年の日中貿易額は前年比11.5%増の2112億9千万ドルに達し、初めて2千億ドルを突破した。各国が日本の対外貿易に占める割合は、米国が最高で17.4%を占めた。一方、日本の対中貿易の占める割合は17.2%まで増加し、米国との差はわずかに0.2%となった。報告は、2007年に中国が米国を抜き、日本の最大の貿易パートナーとなると予測している。 日中貿易が絶えず拡大を続けている原因として、報告は▽世界経済が成長を保っていること▽中国の対外商品の輸出増加▽日本製電化製品?自動車周辺商品に対する中国国内のニーズが高いこと――などを挙げている。報告はまた、日中貿易を引き続き拡大するために日本企業は技術レベルを高め、競争力を保持するべきとしている。 「人民網日本語版」2007年3月11日 |