中国民用航空総局は9日、中国は「第11次5カ年計画」(2006~2010年)期間中に西部地域に新空港を37カ所建設すると発表した。このほかに移転工事が6カ所、改築?増築工事が31空港で実施される。西部の空港整備への投資額は520億元になる見込みで、新空港の建設にはこのうちの96億元が使われ、東部を上回る。西部地域の人々の移動は、さらに便利になる。 民用機が利用できる西部の空港は現在、全国の空港総数の38%にあたる54カ所。この中で、西北部の空港密集度は華東地域の5分の1にとどまっている。西部は面積も広く、経済成長と共に航空便への需要はますます高まっている。とりわけ一部の辺鄙な地域にとっては、飛行場建設は鉄道敷設よりも利便性が高い。 「人民網日本語版」2007年3月10日 |