山東省の東営華泰紙業公司の李建華代表はこのほど、「客観的に見て、企業の省エネ?汚染排出削減活動をしっかりと進めることが、企業自身の競争力を高めるために必要だ。省エネ?汚染排出削減を自覚的に行うことは、企業が果たすべき社会的責任だ」と述べた。 李代表によると、これまで製紙業は大量の水を使用し、汚染が深刻だった。現在は省エネ?汚染排出削減に取り組み、新しい工業化路線を歩み始めたことから、企業のよい循環?発展環境が形成されている。水の消費量一つをとっても、従来のストローパルプ利用による方法では紙1トンを製造するのに水約100立方メートルが必要だったが、現在は8~10立方メートルまで減少している。李代表は「省エネ?汚染排出削減や環境保護にしっかり取り組むことで、企業のコストが大幅に減少しただけでなく、市場競争力も強化し、発展の余地がますます大きくなった」と話す。 「人民網日本語版」2007年3月12日 |