中国外交部の劉建超報道官は22日午後に行われた定例記者会見で、温家宝総理の訪日をめぐって記者の質問に次のように答えた。 ――最近、中国メディアの日本に対する肯定的な報道が増加しているが、これは温家宝総理の4月の日本訪問に向けた中国政府の雰囲気作りか?それとも中国の人々の日本に対する注目の表れか? 中国メディアは報道の内容と形式を決定する権利がある。温総理の訪日が近づくにつれ、日本に関する報道が増えるのは当然のことだ。今回の訪日は非常に重要なものであり、温総理の言葉を借りれば、去年の安倍首相の訪中が中日間の「氷を割る旅」であったとすれば、今回の訪日は「氷を融かす旅」となる。中国の人々やメディアが中日関係に注目していることは、両国関係にとって良いことであり、また、人々の支持なくしては両国関係の改善と発展はない。 中日双方は、温総理の今回の訪問で具体的成果が得られ、訪問が成功を収め、中日関係が健全かつ安定的に発展することを期待している。私たちは今回の訪問に向けて現在準備を着実に行っている。 「人民網日本語版」2007年3月25日 |