中国北部の内蒙古自治区が21世紀における中国の重要なエネルギー基地となりました。 去年末現在、内蒙古自治区の石炭の産出能力と火力発電量は中国のではそれぞれ2位と7位をしめています。 現在、内蒙古自治区では、全国各地に年間400億キロワットアワーの電力を輸送し、この点では中国一となり、中国経済の発展を大きく支援しています。このほか、風力エネルギーや太陽熱エネルギーを主とした再生エネルギー資源の開発も重視され、去年の末までの風力による発電量は全国の発電総量の5分の一となりました。 このようにエネルギー資源の開発は内蒙古自治区の発展を促し、その経済の総量額は2001年の1000億元余りからいまの4700億元以上に増え、財政収入は7倍となりました。 「中国国際放送局 日本語部」より2007年5月9日 |