中国青少年研究センターがこのほど、6大都市(北京、上海、広州、長春、成都、蘭州)の小?中学生2500人を対象に調査した結果、テレビの視聴時間が平均して一日55.5分間と、増加していることが明らかになった。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。 中国の子供たちのテレビ視聴時間は年々増加している。1992年の中国都市調査では平均して1日25.55分間、1996年の全国都市調査では25.02分間、1998年の6大都市調査では38分間だった。 今回の調査に参加した天津市社会科学院の王小波副研究員は、「テレビ視聴が最も楽なレジャーだとする親もおり、時にはテレビが親代わりとなることもある。子供と一緒に遊ぶ時間のない親は、子供の孤独を紛らわすためにテレビを与えることもある。ここから『電子保母』という言葉も出現している」と述べる。 「人民網日本語版」2007年5月9日 |