「われわれの理工科の学生は国語を学ばなければならない」――北京航空航天大学の鄭志明副学長は入学説明会でこう述べた。教育部は9日、国語を全学生の必修科目とするよう各大学に求めていることを明らかにした。すでに北京大学、清華大学、北京航空航天大学、南開大学など多くの大学が、国語を必修科目にしている。 北京大学教務部の担当者は「英語がダメだと卒業できないが、現在は中国語がダメでも卒業できない」と話す。同大は理工系を含むすべての学生に対し、一般教育科目で言語?文学系から1~2科目を選択するよう求めている。清華大学は06年の新入生から新たな教育プランを適用し、言語?文学系の「文化資質教育核心」2科目の学習を義務づけている。北京航空航天大学と南開大学はさらに、「大学国語」を全本科生の必修科目に組み込んでいる。 「人民網日本語版」2007年5月11日 |