北京発展改革委員会の張燕友委員はこのほどオリンピックプレスセンターで行われた記者会見の席で、北京は生活ゴミの無害化処理能力の向上を加速し、電子廃棄物の処理メカニズムを構築し、年内に都心部の生活ゴミ無害化処理率を97%に達するよう努める、と語った。 北京は今後周辺部郊外にある南宮、六里屯、阿蘇衛、董荘などのゴミ焼却場とゴミ総合処理場を建設し、生活ゴミ処理に経済的補償を与える制度を制定し、生活ゴミ処理の料金徴収基準と方法を調整することになっている。 北京市政府はまた年内に電子廃棄物の処理、古タイヤ、廃棄プラスチックの再利用プロジェクトを完成し、電子廃棄物の回収ネットワークを完備させ、既存の再生資源回収ネットワークを利用して市民の廃棄家電製品を有料回収し、電子廃棄物を処理する企業に適切な補償を与えることを考えている。 市民が関心を寄せている生活ゴミ処理の経済補償政策について、市政管理筋は、こうした政策を実施する目的はゴミ排出の減少を目指すことであり、ゴミを排出する市区(県)がゴミを処理する市区(県)に補償の費用を支払うことによって、仕事の重点がゴミの減少とゴミの資源化に置かれることになろう、と答えた。 「チャイナネット」2007/05/11 |