中央新聞記録映画制作所によると、中国人の監督による初めてのIOCオフィシャル映画、『北京五輪』がまもなくロケに入り、中央新聞記録映画制作所の顧筠監督(女性)が総監督をつとめることになった。これは1936年ドイツの女性監督レニ?リーフェンシュタインさんの『オリンピヤ』に次ぐ女性監督による五輪オフィシャル映画となる。 8つのオリンピック記録映画のプロデューサー兼総監督であるバド?グリンスパーン氏は、映画『北京五輪』の顧問、すなわち、執行プロデューサーをつとめ、顧筠監督をはじめとする中国撮影チームに協力して、この映画の制作に取り組む。「今回の協力で世界の人々に異なる五輪の映像の感受性を与えるものと信じている」と語っている。 顧筠監督は目下、北京五輪の準備の過程を描いたもう一つの記録映画『2001+7』を撮影しているところであり、この映画は来年7月までに全国で上映されることになっている。顧筠監督は、「オフィシャル映画『北京五輪』は、『同じ世界、同じ夢』の理念を十分に表現したもので、従来の五輪競技を記録した映像と異なる視角から、より多くの人文と感情を注ぎ込んだものにしたい」と語っている。 「チャイナネット」2007年5月11日 |