経済や社会の発展と資源や環境との矛盾をよりよく緩和させ、今後の環境保護活動に対する政策的な根拠とし、その指針とするため、中国は11日に、環境保護のマクロ的戦略研究をスタートさせた。 この研究は中国工程院、国家環境保護総局がリーダーとなり、多くの専門家や学者がこれに参加し、中国工程院の徐匡迪院長が研究チームの責任者を務める。 この研究スタート式典に出席した曾培炎副総理は、「中国の環境に関するマクロ的な戦略研究は、科学的な発展理念を全面的に実践に移し、資源を節約し、環境に優しい社会の構築にとっては重要な措置である。研究チームは国際的な環境分野の新しい動きと新しい技術を追い、それを参考にするべきだ」と強調した。 なお、この研究内容は総論や環境の保護要素、主な環境分野の保護戦略とその保障という4つの部分に分けられている。 「中国国際放送局 日本語部」より2007/05/13 |