第3回国際切り紙芸術展が8月に山西省大同市で開催されることになっている。 第3回国際切り紙芸術展の執行主任、南京大学民俗芸術研究室主任の陳竟教授によると、切り紙芸術のルーツは中国だが、アメリカ、日本などの国にも伝えられ、各国の人々に喜ばれている。近年、陳教授について切り紙を学んでいる外国留学生は500人以上もいる。 国際切り紙芸術展が南京とフフホト(呼和浩特)で二回も開催され、内外で大きな反響があった。今年8月に中国の「染色切り紙」のルーツといわれる山西省大同市で開催されることになった。現在、世界各国の切り紙のアーチストや愛好者からの作品や論文を募集しているところである。 今回の国際切り紙芸術展は中国人民対外友好協会、山西省文化庁、大同市人民政府、東西方芸術家協会などの共催によるもの。 切り紙芸術は、ハサミ或いは彫刻刀で、紙を素材として透かし彫りの手法でさまざまなイメージを切り取る民間芸術であり、古代の文献によればその歴史は紀元6世紀にまでさかのぼる。衣食住、出産、葬式、天文地理、昔話、習俗などはいずれも切り紙によって表現されている。 「チャイナネット」2007年5月14日 |