2007年中国(青島)五輪?観光国際フォーラムが17日に開幕した。国家観光局の邵琪偉局長はフォーラムで発言し、「国家観光局は五輪観戦旅行を、新しい時期における中国観光業の発展を促進する重要な契機ととらえる。「緑色五輪(エコ五輪)」、「科学技術五輪」、「人文五輪」をテーマとして、中国観光業の発展を促進し、2008年開催の北京五輪でサービスを提供する」と述べた。 邵局長によると、五輪は地球規模かつ影響力が最も大きいスポーツの祭典であり、一方、観光は世界で最も急速に発展する新興産業の一つ。中国は今後、五輪開催を契機として、インフラ建設の促進に力を入れ、都市機能を充実させ、都市環境を改善し、観光分野での魅力を高め、観光客受け入れ能力とサービス水準の向上を促していく。 08年の五輪開催期間中、競技に参加する選手と随行員は総勢1万6千人に達する見込み。国際オリンピック委員会(IOC)などの関係メンバーは約5千人、協賛メーカーとその関係者は7千人に上り、2万1600の登録メディアが取材に訪れるとみられる。このほか国内外の観光客数百万人が競技を観戦するとともに、北京の名所旧跡を観光することが予想される。過去の五輪開催の例をみると、こうした人々は競技への参加や観戦と同時に、必ず北京周辺の観光地やその他の観光名勝地を訪れるとみられ、観光収入の伸びが期待される。 「人民網日本語版」2007年5月18日 |