今年で内蒙古自治区が成立して60周年になる。7月25日、国務院新聞弁公室の記者会見において、儲波?内蒙古自治区中国共産党委員会書記、楊晶?内蒙古自治区人民政府主席が自治行政による過去60年間の発展と進歩を紹介、記者からの質問に答えた。 1947年5月1日、中国で初の少数民族自治区である内蒙古自治区が成立。その後、とりわけ近年において、内蒙古自治区は「科学的発展観」を徹底して実行するとともに、国家による「西部大開発」等の歴史的好機をしっかりとつかみ、経済社会において空前の発展を実現した。 2006年、全自治区のGDPは4790億元に達し、1947年の5億3700万元に比べ196倍にまで増大した。 60年間の発展の過程において、最初の1千億元の達成には50年を要したが、次の2千億元には6年、そして3千億元、4千億元にはそれぞれわずか1年を要するのみであった。1人当たりのGDPは、1947年の96元から2006年には2万47元に増加、全国各省(自治区?直轄市)中10位となった。歳入は1947年の9万元から2006年には712億9千万元に増加。1人当たりの予算収入は全国の第11位に列するまでになった。2006年、都市住民の収入は1万358元、農民の収入は3342元に増加、それぞれ2002年の全国第29位、第22位から、第12位、第16位にランク?アップした。 内蒙古自治区は、発展条件を改善するだけでなく発展の主体となるものを育成し、外力を取り入れるだけでなく内力と活力をいかし、歩調を速めて科学的に発展しつつある。経済構造を絶えず合理化し、増長の方式を次第に転換させ、品質と効益を著しく高めることによって、発展の協調性および持続性も確固たるものとなり、良好かつ迅速な発展への道を歩き始めたのである。 人民中国インターネット版 2007/08/02 |