北京五輪開催まであと一年間。アメリカオリンピック委員会は六人の「オリンピックのスター選手」を派遣し、北京で友好訪問を行った。世界じゅうのメディアが注目している北京の空気の質について、アメリカオリンピック委員会の責任者と選手たちは「北京の空気の質を心配しない」ことを明らかにした。 北京のヒルトンホテルで、訪問団は中国のメディアと交流を行い、アメリカオリンピック委員会のスポーツ成績執行長のスティーブ?ラッシュ氏は「五輪期間の空気の質はよりよいものとなっていると信じる。中国政府は環境保全を重視しているからである。われわれの訪問には、北京の空気の質を観測する専門家も含まれており、五輪期間の空気の質を問題視してはいない。また、今年の中国?アフリカサミットの期間、中国政府が交通管制の能力を見せており、五輪期間の北京の交通状況に自信がある」と語った。 視察団の6人の選手たちはこれに同感の意を示した。元中国卓球代表選手、アメリカを代表して北京五輪に出場する高軍選手は「空気の質は世界の諸大都市が直面している共通の問題であるので、空気の質の問題が存在しても大したことはない。すべての選手は同じ環境の下で競争しているので、空気は言い訳にはならないだろう」と語った。 「チャイナネット」2007年8月10日 |