8月11日、南アフリカからやって来たオリンピックファミリーが、香港の競馬場にやってきた。オリンピックへ向けての準備の状況を考察するためである。今日は「グッドラック北京?国際馬術3種目」が行われたのだが、この活動は香港回帰10周年記念活動の一つでもある。天気はあまり良くはなかったが、テスト試合は予定通りに行われた。 今日随行したあらゆるメディアの注目の的となったのは「Go Hongkong」一家である。彼らが馬術試合の“超”ファンだからである。全メディアがシライフ夫人に共同で取材した時、日頃は無口な夫人が馬術について実にすらすらと語り始めた。彼女への10分間のインタビューは、むしろ馬術について門外漢の我々取材陣への「馬術初歩講義」と変わった。彼女は馬術試合の分類、簡単な規則、選手の服装の基礎知識を教えてくれた。さらに当面の馬術強国の実力比較まで聞かせてくれて、我々記者の視野を大きく広げてくれた。 香港馬術場の準備状況について彼女は以下のように語った。「今日は天気が良くなかったけど、とても素晴らしい試合を見せてもらったわ。競技場の配置、係員の態度、競技開催担当組織の様子や突発的事態への対処の仕方、これら全てから競技開催の担当者たちの、細かいところまで行き届いた準備振りが窺えました。馬術ファンとして、香港の準備状況にとても満足しています。香港は美しい都市ですね。オリンピックまでまだ一年間の時間があります。一年後の香港は必ず、今まで行われたどの試合よりも素晴らしい馬術試合を見せてくれるでしょう。もし来年また香港に来ることができるなら、私は生まれて始めてオリンピック馬術試合を見られることになります。とても期待しています。」 競馬場にやってきたオリンピックファミリー オリンピックファミリー、Go Hongkong一家は極めつけの馬術ファン インタビューというより、記者への「馬術基礎講義」の様子 Go Hongkongのルイスさんはインタビューに答えた際、次のように述べた。 「昨年、われわれはドイツのアーヘンで馬術試合を見たことがあります。アーヘンは小さな都市ですが、馬術競技主催の歴史は非常に長い。今回香港に来て、ここの馬術競技のインフラ施設はアーヘンと比べてもいささかも遜色ないことが分かり驚きました。これは、もしかしたら香港の長い競馬の歴史によるものかもしれません。アーヘンは天然の競馬場のようなものですが、香港といえば近代的な都市です。それにもかかわらず、こんなに短い時間内に、これほど専門的かつ完備された競馬場を築き上げました。これは本当に想像もできないことでした。」 12日午前、オリンピックファミリーは香港への訪問を終え、深センから飛行機で青島へ向かった。青島の五輪準備状況を視察するためである。 「チャイナネット」2007年8月12日 |