7月2日、財政部、教育部の責任者が記者会見で経済的に困っている大学生たちを助けることについての政策を紹介した。 財政部教育科学文化司の趙路司長によると、大学の国家奨学金、国家激励奨学金と国家助学金の3種類があるが、いずれも政府の資金投下によるものである。国家奨学金は中央財政が資金を拠出するもので、国家激励奨学金と国家助学金は、中央と地方が一定の割合で経費を分担することになっている。東部、中部、西部など異なった地域によって分担する割合も違う。その割合は、西部では8:2、中部では6:4、東部地域は省によって決められる。この割合は原則的なもので、具体的には、学生の出身地も考慮する要素の一つとなる。 西部地域の大学では、経済的に困っている学生の比率は、中部地域と東部地域をはるかに超えている。平均的に計算すれば、西部地域の大学では、国の奨学金を享受できる範囲は28%-29%、中部は21%-23%、東部は12%-13%。 「この三つの奨学金、助学金は全部政府の資金投下によるもので、投下の取り組みの度合いから言えば、未曾有のものである」と趙路司長は語っている。 「チャイナネット」2007年7月4日 |