先般、世界でトップ5の会計事務所の一つであるアーンスト?アンド?ヤング会計事務所が「年間の国の投資吸引力」についての調査レポートを発表し、その中で中国が2番目のアメリカをはるかに上回り、世界で最も人気のある投資先とり、ロシアも初めてランク入りしたことが明らかにされた。 今回の国際大手企業809社のハイレベル管理者が対象となった調査結果によると、世界で一番投資吸引力のある国は中国であると48%の人たちが見ており、3分の1の人たちがアメリカが最も人気のある投資先だと見ており、中国への支持率を15ポイント下回っている。また、インドの支持者は26%、ドイツは18%、ロシアは12%であった。 調査結果によると、中国の工業、アメリカの会社本部及び研究センターの設立などが最も望ましい投資先となっている。 中国社会科学院世界経済及び政治研究所の張金傑氏は、対中投資の優位性が鮮明化となっているので、中国がトップとなったのは当然のことである、と分析している。 改革開放以来、中国は年間平均2ケタの成長率で急成長しており、これは世界でもトップである。 国民経済の成長及び展望を見ると、中国には巨大なポテンシャルがあり、安定したマクロ環境が整備されている。生産要素を見ると、中国の人件費、原材料及びサービスなどの生産コストは世界でも強い競争力を持っており、賃金レベルは、発達国は言うまでもなく、数多くの発展途上国をも下回っており、中国経済の開放の度合いもさらに高くなっている。 それに、近年、中国のインフラ整備も大幅に改善され、交通、通信、水?電気?ガスの供給などの整備もほぼ完了し、エネルギー、原材料、部品の供給能力及び品質も大幅に向上しており、これは外資の導入のため、良好な条件をつくり出すことになった。 ?チャイナネット?2007年7月10日 |