商務部の陳健部長助理は11日、中国政府網のオンライン取材番組で、「中国の対外投資協力には極めて大きな発展の余地があり、初歩段階から高速発展段階に移行しつつある」と語った。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。 陳助理によると、中国の一部産業における発展余地は、前回の産業構造調整によって小さくなったため、産業の段階的移行を実施する必要があるという。また、より多くの市場獲得を目指し、海外進出を展開する企業がある一方、より多くの技術や資源の獲得に向けての海外進出を必要とする企業もある。 統計データによると、中国の対外投資増加率はかなり大きく、2006年の対外投資額は2005年比31.6%増の161億ドルに達した。今年1~3月の中国の対外直接投資は、前年同期比22.7%増の42億7千万ドルに達したという。 「人民網日本語版」2007年7月13日 |