中国の全国人民代表大会常務委員会の盛華仁副委員長は23日、広範な労働者の合法的な権益を保護するよう呼びかけた。 中国では、先月「労働契約法」が公布されたが、盛華仁副委員長はこの日北京で、テレビ会議を通じて呼びかけたもので、「労働契約法」に基づき、労働者が最も関心を寄せる現実的な問題を解決するよう各地方政府や関係部門に求めた。 来年から施行される「労働契約法」は労働者の合法的な権益を保護するために制定された法律である。この法律は労働組合の役割を強化するほか、出稼ぎ農民の権益が損なわれた場合の解決法などについても、明確に規定されている。 「中国国際放送局 日本語部」 2007年7月24日 |