このほど、中国青少年研究センターと中国人民大学の人口と発展研究センターは『当代中国青年人口発展状況研究レポート』を公表し、現代の中国青年の未婚の比率はますます高くなっており、男性が結婚相手を見つけにくい現象が深刻であることを明らかにした。 レポートによると、1995年、中国の15-29歳の青年未婚人口の比率は51.54%であり、15-35歳の青年未婚人口の比率は38.23%であった。2000年には、15-29、15-35歳グループの青年未婚人口の比率はそれぞれ59.17%、40.8%となり、2005年にはそれぞれ65.89%、45.71%に上がった。 青年人口の中で未婚の比率がどんどん高くなっている原因として、以下のことが考えられる。今中国は経済高度成長期にあり、生活のテンポが速くなり、仕事のストレスが大きいので、やむを得ず結婚を後回しにする青年がいる。一方、転換期における社会的観念は日々変化し、多くの青年は自由を尊び、結婚前の自由な単身生活を大切にしているので、結婚を後回しにすることを選ぶ。そのほか、青年層にあって男性が多く、女性が少ないため、男性が結婚相手を見つけにくい現象が深刻で、男性青年層の未婚の比率がやや高くなっている。 15-29歳グループと15-35歳グループの男性の未婚の比率(72.72%、51.63%)はいずれも女性(59.12%、39.88%)を上回っていることから、男性の平均初婚年齢は女性より遅いことが推定できる。 「チャイナネット」2007年12月11日 |