11日、第9回深セン国際ハイテク成果交易会が正式に開幕した。同大会組織委員会主任、深セン市市長の許宗衡氏は輸入を奨励することが今回のハイテク成果交易会の特徴であると語った。 商務部の張驥副司長はまた、次のように述べた。 交易会で展示されている長征5号キャリアロケットの模型 中国はすでに世界第3の貿易国となり、中国は国際貿易における互恵の実現を望んでいる。今回のハイテク成果交易会で外国製品買付大会が開催されるのは、中国政府関係部門の貿易黒字削減における努力の1つの表れでもある。中国の平均関税水準は1992年の41%から現在の9.9%に下がり、各種の優遇関税を考慮すれば、実質関税はわずか6.6%となり、先進諸国のレベルに接近している。 許宗衡氏によると、国は今期のハイテク成果交易会において、引き続き国際技術貿易における「グリーン通路」の役割を発揮し、国際経済?技術協力を推進する方針である。そのため、今回のハイテク成果交易会では、「海外ハイテク成果展」を「海外ハイテク製品館」に昇格させるとともに、同館に初めて米国展示エリアを設けた。 伝えられるところによると、ゼネラル?エレクトリック(GE)、モトローラ、オラクル、ヒューレット?パッカード(HP)、デルなど、米国で有名な多国籍企業のハイテク製品やハイテク技術が大量に出展されている。これにより、米国など先進諸国のハイテク製品の対中輸出の拡大、国際貿易の均衡化に寄与することが期待されている。 「チャイナネット」2007年10月12日 |