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北京五輪の準備活動についての記者会見

投稿時間:2007年08月08日閲覧数:
10月19日午前、北京五輪組織委員会副会長兼北京市

10月19日午前、北京五輪組織委員会副会長兼北京市の劉敬民副市長はメディアセンターで、北京五輪の準備活動について紹介し、記者の質問に答えた。

北京が2008年五輪招致に成功して七年、政府と人々のサポートのもと、さらにはIOCと各国の有識者の助けを得て、中国は「特色があり高水準」という目標に向かい、「新北京、新オリンピック」戦略及び「グリーンなオリンピック、科学?技術のオリンピック、人文的オリンピック」という理念を実施し、各段階における主要な任務をスムーズに完成し、2008年北京五輪の成功のために確固たる基礎を打ち固めた。

【五輪施設】

当面、北京五輪期間に使用される予定の37カ所の競技施設のうち、27カ所はすでに完工した。国家スタジアム(愛称:鳥の巣)は開幕式のアレンジの必要上、2008年3月に竣工することになっているが、ほかの競技施設の工事は今年年末までに完了する予定である。

【ボランティア募集】

北京五輪のボランティア募集は順調に進展し、申請者数はすでに67万人を上回った。ボランティアのサービスの質を確保するため、貴賓随行、翻訳、運転、メディア運行、競技組織など10の分野で専門的なボランティアを募集した。

【チケット販売】

北京五輪のチケット販売について、劉敬民副市長は「国内観衆向けのチケット販売の第一段階はすでに完了し、10月下旬から第二段階の販売が始まる。海外向けのチケット販売の注文書は今、確認されているところである」と語った。

クリスチャン?サイエンス?モニター紙の記者

【交通環境の整備】

北京の都市部交通環境の整備について、劉敬民副市長は「10月7日、北京の南北を貫通する地下鉄五号線のテスト運営が始まった。地下鉄10号線、オリンピック支線、首都空港までの地下鉄線路は2008年7月末までに開通することになっている。今年末に完工する首都国際空港の第三ターミナルは2008年初、使用される」ことを明らかにした。

【北京五輪の予算】

北京五輪の予算について、劉敬民副市長は「われわれは五輪招致の報告で『16億余ドル』の予算を提出したが、現在の状況から見て、それを調整する必要がある。IOCのルールでは、オリンピック大会の準備期間、3回の予算を出すことが要求される。毎回の予算の改正は準備の任務の増減、為替レートの変化によって調整しなければならない。提出された二回目の予算によると、北京五輪の予算は16億余ドルから20余億ドルに増えたが、アテネ五輪の24億ドルより少ない。予算の増加の原因は、セキュリティの任務の増加や人民幣の為替レートの変化である」と語った。

AFP通信社の記者

【人権の発展】

北京五輪の準備活動は人権の発展を大いに促進した。北京五輪の準備期間、人々の生活レベルは明らかに向上し、北京市の都市部環境には目覚しい改善が見られる。北京五輪の準備活動の中で、われわれは社会各界の人々の役割を重視し、北京五輪のエンブレム、マスコット、スローガンなどの選抜および五輪競技施設のデザインは広範囲な各界の意見を取り入れた。それと同時に、半年に一回全面的なアンケートを行い、人々の要望に基づいて、仕事を調整し、改善する。また、中国政府は「北京五輪と準備期間における外国人記者の取材規定」を公布し、五輪招致の際の誓約を履行した。劉敬民副市長は「北京五輪の準備活動は中国の発展とともに進んでいる。この過程において、人々の民主的権利と人権は強く促進され、保障されるようになっている」と語った。

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