先般、広西チワン族自治区の南寧市で開催された「2005年都市部持続可能な発展?南寧国際会議」の席で、中国建設部の劉志峰副部長は「中国の都市化と工業化が急速に伸びているとともに、都市部インフラ整備に著しい成果を見られる。1978年以来、都市部人口は1.7億から5.4億に増えており、人口百万以上の特大都市が13から49に増え、都市化率が17.9%から41.8%に向上した」ことを明らかにした。 関係筋によると、改革?開放政策の実施20余年以来、都市化の伸び率はこれまでの30年の3倍も上回り、当面、中国の都市総数は661に達し、鎮(県?自治県の下に位する行政区画)は2万に達した。 劉志峰副部長は「近年、中国は都市部のインフラ整備と社会文化施設の整備に大いに力を入れており、都市部の機能を次々と引き上げ、人々の居住環境を改善しつつある。2004年において、中国の都市部の水道普及率、ガス普及率、汚水処理率はそれぞれ88.8%、81.6%、45.7%となり、一人当たりの公共植生面積は7.4平方メートルとなった。生活ごみ処理率は52.1%に達し、一人当たりの居住面積が24.9平方メートルとなった」ことを明らかにした。 同氏は「中国の急速な都市化とともに、人口?資源?環境の調和の取れた発展という問題をいかに解決するかがわれわれにとって無視することができないチャレンジとなろう。都市部の持続可能な発展を促すことは中国にとっての必然的な選択である。これまでの経験と教訓を生かし、今後の都市化プロセスに次の四つの面から力を入れなければならない。一、都市部の整備のために科学的な企画を策定し、持続可能な発展という原則を堅持し、土地使用面で節約を強調すること。二、土地を節約する住宅や公共建築の発展を促し、節約型の都市整備を行うこと。三、都市部の歴史?文化遺跡を大事にし、都市化建設と歴史遺跡保全の関係を上手に処理すること。四、都市部の情報整備を行い、都市部の管理レベルを引き上げなければならない」と強調した。 「チャイナネット」 2005年11月22日 |