先般、上海で開催された「第五回中国?韓国IT産業交流会」の席で、韓国外交通商省の金中根調整官は「現在、韓国のIT産業の関連業務は中国に対する輸出総額の35%となっており、将来においてこの比率は向上さらに大きくなるであろう」と語った。 同氏によると、2004年に中韓貿易の総額はすでに793億ドルに達し、2005年には1000億ドルの大台を突破すると見られている。今や、中国は韓国にとっての最大の貿易パートナー、最大の輸出市場、最大の投資対象地となっている。それに対し、韓国は中国の四番目の貿易パートナー、四番目の輸出目的地、三番目の輸入源でもある。2004年の中韓間のIT産業取引額はすでに200億ドルに達し、中国は韓国にとってIT産業の最大取引対象国となるに至った。 上海駐在韓国総領事である金揚氏は「IT産業分野における中韓両国の協力は両国にともにメリットをもたらしている。韓国企業は長江デルタ地域へ投資するビジネスチャンスを非常に重視しており、2004年においては30%の投資が長江デルタ地域に集中しており、サムソン?中国研究院が中国の東部地域に設置されることにもなっている」と語った。 「チャイナネット」 2005年11月29日 |