中国国家発展改革委員会エネルギー局の呉貴輝副局長は29日、北京で開かれたエネルギー関係の会議で、「中国のエネルギー需要の増加は、世界のエネルギー市場の脅威にならない」と強調した。 呉貴輝副局長によると、「現在、中国のエネルギーの需要の急増が抑えられ、エネルギー供給の逼迫状況は緩和しつつある。中国はエネルギー資源の生産大国で、国内のエネルギー供給の潜在力はきわめて大きい。 ここ15年来、中国のエネルギーの自給率は常に90%以上に達している。今年1月から9月までの9カ月間に、中国の石炭生産量、発電量、原油生産量などがいずれも昨年同期に比べて際立って増えており、原油や石油製品の輸入量の増加幅は大幅に縮小しているとしている。 「CRI」より2005年11月30日 |