北京市企画委員会筋によると、北京市の最新の都市企画では、2020年までに、旧市街区の人口を現在の165万人から、ほぼ半減の90万ないし80万まで減らすことが明らかにされた。 北京の旧市街区というと、明?清の頃に築造された城壁をめぐって流れる川に囲まれていた地域、つまり、現在の第2環状道路の内側の地域のことで、東城、西城、宣武、崇文の4つの区からなっており、面積は62.5平方キロ。 北京市は現在、短期建設企画、中心市街地の人口抑制のための綿密な企画、衛星都市の企画などがすでに初歩的に策定されている。中心市街地の再整備にあたっては、人口の抑制、旧市街区の保護、国の政治的センターとして機能の発揮、生態環境の改善、土地の効果的な利用などが重点となっている。また、北京の中心市街地の周辺地域に、11の衛星都市を作り、都市機能の配置を再調整し、旧市街地の人口のこれらの衛星都市への移転を誘導するなども、企画に盛り込まれている。 「チャイナネット」2005年12月2日 |