鳥インフルエンザ対策のアジア閣僚級会議が7日、雲南省昆明市で開かれた。 開幕式では、「全国高病原性鳥インフルエンザ対策総指揮部」総指揮の回良玉副総理が、「鳥インフルエンザの発生と広がりはすでに国や地域の境を越えており、人類共通の深刻な脅威となっている」と強調。「家きん飼育業界の健全な発展を保護し、公衆の健康と安全を保障することは、各国政府の差し迫った任務であるばかりでなく、国際社会の共同責任でもある」として、アジア各国?地域が行動を起こし、国?地域間の緊密な協力と協調を強化し、環境の保護と整備を強化し、鳥インフルエンザ対策を共同で成し遂げるよう呼びかけた。 開幕式の司会を務めた農業部の杜青林部長は「中国は広範な参加、平等互恵、共同行動、実務性と効率を堅持することを原則に、鳥インフルエンザ対策においてアジア各国?地域とのハイレベル交流をさらに強化し、技術交流と実務協力を促進し、さらに協力分野を開拓し、協力内容を充実させ、協力レベルを引き上げ、アジア地域、さらには全世界の鳥インフルエンザ対策に有益な貢献を果たしたい」と述べた。 参加各国?地域は十分な議論と交流を経て「アジアの鳥インフルエンザ対策協力に関する昆明提案」を共同発表。鳥インフルエンザを共同で防止する基本的な共通認識を形成した。 会議は農業部が主催し、アジア16カ国と6つの国際機関から100人余りが出席した。 「人民網日本語版」2005年12月8日 |