中国の薄熙来商務相は北京で「総体的に言えば、中米経済貿易関係はバランスを保っており、中国のアメリカ製品輸入は日増しに増えている」と述べました。 これはこのほど行なわれた中国アメリカ商会の主催による晩餐会で述べたものです。 薄熙来商務相はその際「中米間の貿易黒字は互いに補うことの出来るもので、競争的なものではない。中国製品の輸出利潤において、中国は僅か一部分しか占めなかったが、アメリカ側の輸入商社と小売商社はその大部分を占めた」と述べました。一部の人は、中国の輸出はアメリカの就業チャンスを減少したと見ているが、これに対し薄熙来商務相は「私の知ったところ、中米貿易によって、アメリカの生産分野で減少した就業のチャンスはすでに、流通分野で増えた分によって補えている。互恵共栄は中米経済協力の基礎だ。両国は将来に目を向けて、貿易往来を引き続き拡大していくべきだ」と強調しました。 「CRI」より 2005/12/12 |