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洞庭湖湿地保護、日増しに高まる重要性

投稿時間:2007年08月08日閲覧数:
洞庭湖は中国にとっても世界にとっても重要な湿地で、その保護業務は内外の専門家及び‥

洞庭湖は中国にとっても世界にとっても重要な湿地で、その保護業務は内外の専門家及び関連国際組織に日増しに重視されるようになってきている。このほど、内外50余名のオーソリティーが湖南省の長沙市に集まり、「中国?洞庭湖の湿地管理と持続可能な発展に関する国際フォーラム」が開催された。

中国科学院の孫鴻烈院士は、「洞庭湖は中国にとっても世界にとっても重要な湿地であり、渡り鳥の保護区である。洞庭湖の総合管理と持続可能な発展などは一貫して国際組織が関心を寄せている問題である。90年代以降、国際湿地条約事務局、世界自然ファンド、国連開発計画、グローバル環境ファンドなどの国際組織及びノルウェイ、ドイツ、オーストラリアなどの大使館、援助機構が積極的に洞庭湖洪水予防整備、湿地保護に参与し、豊富な経験を積上げてきた。

洞庭湖は長江中流、下流地区に残された長江に通じる湖沼の一つで、長江の洪水と地表水の調節、生物種の遺伝子保護、生物の多様性保護などの面で極めて重要な役割を果たしてきた。しかし近年の湖沼の縮小、過度の漁労、深刻な湖水汚染によって洞庭湖の河川湖沼洪水調整能力が下降しており、生物種の多様性が減少し、湖沼湿地動植物資源利用状況も悩みの種となっている。長江中流、下流域における洞庭湖の河川湖沼洪水調整機能を回復して長江中流、下流域の洪水防止を保障し、生物種の多様性保護を強化し、持続可能な発展を推進することは、すでに各級政府、関係部門、科学研究関係者が直面する重要な問題となっており、同時に関連国際組織の注目する問題ともなっている。

今回の国際フォーラムでは、内外のオーソリティーが50余の論文を発表し、現実的な意義を有する解決案、意見を提起し、内外の専門家が湿地回復の成功例を詳細に説明した。

湖南省人民代表大会常務委員会の龐道沐副主任は、「『湖南省湿地保護条令』は10月1日に正式に実施され、これによって洞庭湖湿地の保護に法律上の根拠ができた。湿地保護にはさらに国際協力を拡大する必要があり、国際交流のメカニズムを確立し、協力の分野を拡大して、社会、経済、人文など多くの学科と課題の総合研究を展開し、洞庭湖湿地保護を推進するためにさらに多くの対策を募集していく」ことを明らかにした。

「チャイナネット」2005/12/14

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