中国の温家宝首相は12日、クアラルンプールで、「日本の指導者は、世界の流れに順応し、歴史を鑑みにし、未来に目を向け、実際の行動で中日関係を破壊しないようしなければならない」と述べました。 温家宝首相は記者の質問に答えた際、「中国、日本、韓国の指導者の会合はASEAN?東南アジア諸国連合の一連の会議の一部分である。この会合が延期された責任は中国側にはなく、中国側が見たくない結果でもある。中日関係悪化の主な原因は、日本の指導者が歴史的な問題を正しく取り扱うことができず、5回連続して第2次世界大戦のA級戦犯を祀る靖国神社を参拝し、中国人民を含むアジア諸国人民の感情をひどく傷つけたことである」と指摘しました。 温家宝首相は、「中国側は一貫して、長期的で安定した中日関係を発展させることが両国人民の根本的な利益に符合するとみており、それは中国側が揺るぎなく堅持する方針でもある。最も困難の時でも、この方針を変えたことはない」と強調しました。 「CRI」より 2005/12/14 |