香港でWTO?世界貿易機関第6回閣僚級会議に出席している中国の薄煕来商務相は、WTOの新しいメンバーとして、中国は多角的貿易システムに大きく寄与していると指摘しました。 薄煕来商務相は14日行われた全体会議で、「中国がWTOに加盟してからこの4年来、工業製品と農産物の関税を大幅に下げ、サービス貿易も100部門を開放しており、2005年、中国は合わせて6000億ドルの貨物を輸入し、世界に大きな市場を提供しているほか、2004年末までの貧しい国の債務を免除した」とした上で、「ドーハラウンド交渉の中で、中国は解決に効果的に関わるべきで、新メンバーとして享有する特別待遇を与えられなければならない」と強調しました。 薄煕来商務相はまた当日の記者会見で、「現在の経済的状況から見れば、中国は事実上完全な市場経済国になっている」と指摘し、中国の完全市場経済国としての地位を認めるようWTO加盟国に呼び掛けました。 「CRI」より 2005/12/16 |