WTO?世界貿易機関第6回閣僚会議に出席した中国代表団の張向晨スポークスマンは18日、「今回会議は農業、非農業、綿、及び開発などの問題でいくらか進展を見せた。これらの進展は積極的なもので、特に綿の問題が解決された。これは農業をめぐる交渉を推し進める役割がある」と述べました。 張向晨スポークスマンは、「会議で採択された『香港宣言』の中で、WTO加盟国は農産物輸出補助金を全廃する期限で合意し、また、後発開発途上国からの輸入製品に対して関税やクォータ(輸出割り当制)を免除する市場参入許可を提供することでも合意した。このほか、先進国は2006年に綿の輸出補助金を撤廃することにも同意した」と語りました。 張向晨スポークスマンはまた、「これまでに、ドーハ交渉は一部の進展を見せたが、交渉は依然として困難なものである」と指摘しました。 「CRI」より 2005/12/19 |