中国外務省の秦剛スポークスマンは22日、中米間の貿易摩擦問題について記者の質問に答えた際、協議を通じて、この問題を適切に解決すべきだと強調しました。 秦剛スポークスマンは「中国とアメリカは互いに重要な貿易パートナーである。貿易摩擦は発展過程における問題であるため、双方はこの問題を長い目で見分け、平等互恵の原則に基づき、協議を通じて、問題の解決にプラスとなる方法を見出すべきだ」と述べました。 秦剛スポークスマンは「中国は平等互恵の原則の下に、アメリカを含む世界各国との協力を展開し、共栄を実現させたい」との考えを示しました。 中国の統計によりますと、去年、中国とアメリカとの貿易額は1696億ドルに達し、アメリカは中国にとっては二番目の貿易パートナーであり、また、中国はアメリカにとっては三番目の貿易パートナーとなっています。このほか、ここ数年の間に、中国はアメリカにとっては増加幅の一番大きな輸出市場となっています。 「CRI」より 2005/12/23 |