今年に入って以来、我が国の各クラス品質監督検査検疫部門は引き続きさまざまな措置を強化して、疫病の侵入を防ぎ、通商窓口の安全を効果的に守っている。今年1~10月に、延べ94万200人の出入国者が健康検査を受け、延べ87万7000人がエイズの診察を受け、延べ82万4900人が予防接種をした。エイズなど伝染病患者延べ23万7000人が発見された。合わせて8万件余りの輸入品から2427種類の有害生物が検出された。 我が国の輸出入貿易の実状に基づいて、今年の品質監督検査検疫の仕事は安全、健康、衛生、環境保護、詐欺行為の発見などの面に重点を移し、外国で狂牛病、口蹄疫、鳥インフルエンザ、赤アリの被害が広がっているというゆゆしい状況にかんがみ、品質監督検査検疫部門は疫病の予報と快速反応メカニズムの整備を強化し、伝染病の発生状況についての監視を強化し、疫病の国内への進入を食い止めている。 今年上半期には、鳥インフルエンザ予防という厳しい状況のもとで、検査検疫部門はさまざまな予防措置を全面的に実行し、秩序のある予防作業を効果的にやり遂げた。これまでのところ鳥インフルエンザ疫病の海外への移出或いは国内への進入は一件もなく、検査検疫部門に登録されている家禽飼育施設における、感染の発生は一カ所もなかった。 「チャイナネット」2005/12/26 |