商務部によると、中国(大陸部)は今年、約220カ国?地域で対外経済協力を展開した。国内企業の海外進出先のトップはアジアで、対外直接投資額の66%、海外受注プロジェクトの42%、対外労務協力の54%がアジア事業によるものだ。 2005年、中国の海外進出戦略は加速し、さまざまな事業が順調に発展した。1~11月の対外直接投資(金融分野除く)は56億5千万ドルだった。海外受注プロジェクトの収益は178億6千万ドル(前年同期比23.4%増)、新規契約額は250億ドル(同20.5%増)。対外労務協力事業の収益は41億1千万ドル(同30.7%増)、新規契約額は35億ドル(同18.6%増)、派遣した労働者は22万人、11月末現在の在外労働者数は56万人(同2万9千人増)に上った。 合併?買収(M&A)が中国の対外投資の主な手法になりつつある。今年1~11月のM&A関連の対外投資は、対外直接投資額の54.7%に達した。海外でのM&Aは、主に電気通信、自動車、資源開発業界などの業界に集中している。加工貿易分野での対外直接投資の42%で、主に軽工業、機械、建築資材、電子、繊維?アパレル業界などが対象になった。 「人民網日本語版」2005年12月27日 |