中国の民間航空業界は、2006年も急速な拡大を続ける見込みで、1年間で新たに飛行機142機を導入する計画だ。また飛行場の建設や地方航空路線の分野では、西部地区に特に力点が置かれる。 中国民間航空局の楊元元局長は26日の全国民航会議で、2006年は中国の民間航空業界全体の固定資産投資総額が260億元に上るだろう、と述べた。 楊局長によると、中国は来年、民間航空業界に関し、西部と東北部により力を入れる方針だ。西部と東北部の航空運輸、地方航空路線、運輸以外の民用航空事業を加速させる。 航空業界と国内外からの投資家の注目に値するのは、中国は06年も民間航空業界への参入基準を引き続き緩和し、民間航空業界への資本参加を支持する点だ。地方航空路線や貨物運送、運輸以外の民用航空事業に重点を置く新設の航空会社を奨励するほか、ラテンアメリカ、米国東部、カリブ、西アジア、中東、アフリカなどの航路開拓も奨励していく。 「人民網日本語版」 2005年12月28日 |