以前から中国の動植物の種の遺伝子バンクと言われてきた、湖北省の神農架国家クラス自然保護区は、域内の動植物を保護するため、来年の1月4日から3月25日まで観光客の受け入れを一時停止することを発表した。 関係筋によると、観光サービスを一時停止する目的は域内1000種類以上の野生動物を充分に休ませると同時に生態環境も「一服」させ、よりよく回復させることにある。 このほか、観光客の受け入れ中止の期間には、保護区はこれまでとしては最大のインフラ施設を整備し、域内で動物が移動することができ、植物を傷つけず、観光客たちの観賞の便宜をはかるために「空中の歩道」を架設することになっている。 神農架自然保護区は1992年から最初の観光客を受け入れ始めて以来、毎年30%以上のテンポで逓増しており、今年の受け入れ人数は延べ60万人を超えることになった。 「チャイナネット」2005/12/28 |