12月28日、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)を結ぶ最初の高速道路――南友高速道路が正式に開通した。同高速道路は広西チワン族自治区の区都南寧市から国境都市の友誼関にいたるもので、全長179.2キロ、投資総額は37億元に達し、2003年4月に着工。開通後は広西チワン族自治区の出入国の主要なルートとなり、中国とASEANを結ぶゴールデンロードが完成したことを示している。 南友高速道路の開通によって南寧市からベトナムまでの所要時間は半分となり、輸送コストも低下し、大量の人的、物的の流通が友誼関を経由しておこなわれることになり、中国とASEAN諸国との自由貿易区(FTA)の設置と発展を大きく促すことになると見られている。 「チャイナネット」2005/12/29 |