北京で開かれていたIOC?国際オリンピック委員会の調整委員会第9回総会が25日、閉幕しました。調整委員会のフェルブルッゲン委員長は会議終了後、「北京五輪組織委員会は万全な準備を進めている」と評価しました。 世界から注目されている大気汚染の問題について、フェルブルッゲン委員長は、「IOCは関連対策に対して、信頼を寄せている。北京オリンピックはクリーンな空気の下で、順調に開催されるに違いない」と語りました。北京五輪組織委員会の蒋効愚副議長は、大気汚染の改善に関するいくつかの措置を発表しました。これらの措置の中には、汚染のひどい企業の移転や規制、自動車排気ガスの排出基準の強化、都市汚染源の減少などが含まれています。 フェルブルッゲン委員長はまた、北京オリンピック国際放送センターの建設工事について、「時間は迫まっている」と指摘しましたが、これに対して、蒋効愚副議長は、設備の納品遅延問題はすでに解決され、国際放送センターは予定通りに完成すると表明しました。 今回の総会は23日に開幕し、IOC調整委員会と北京オリンピック組織委員会は競技場の建設、入場券の販売、選手に対するサービスなどの問題について交流と議論を行いました。 「中国国際放送局 日本語部」より2007年10月26日 |