ロサンゼルス?レーカーズとロサンゼルス?クリッパーズ戦の後、ヒューストン?ロケッツは貴重なバケーションを迎えた。マグレディ選手の欠場は姚明(ヤオ?ミン)選手により重い負担となった。三戦で平均得点が30ポイントを突破し、ダブル?ダブルを遂げた姚明選手は2006-2007シーズンのゲームで、これまでにないすばらしいコンディションに入った。 今シーズンのプレーで、姚明選手は平均26.7ポイント、2.21ブロックショット、9.9リバウンドを記録し、それぞれリーグの8位、8位、11位。この三つのデータはセンターを評価する重要な指標と見られている。姚明選手は、得点とブロックショットの数がともにリーグのトップ10にランクされた唯一の選手となった。 得点のランキングには、姚明選手より上位となったのはすべてシューティングガードやスモールフォワードである。シューティングガードの選手たちがゲームを左右するというNBAの時代には、ティム?ダンカンやケビン?ガーネットのようなすばらしい選手よりも高い数字であるので、インサイドでの姚明選手のコントロール力はいかに強大であるかがわかる。 もちろん、得点のみで姚明選手のコントロール力を説明することはできない。ロングマンのバスケットボール選手はオフェンスばかりか、ディフェンスのアビリティーも求められている。まず、姚明選手より、リバウンドの数が多い選手はD?ハワード、B?ウォレス、ティム?ダンカン、ランドーフなどすばらしいパワーフォワードやリーグでディフェンスに頼って生存する選手ばかりである。 平均9.9リバウンドについて触れ、ダブル?ダブルに達成しなかったと非難する人もいるかもしれないが、得点、リバウンド、さらにブロックショット、ディフェンス、アシストのいずれにおいても万能の天才的な選手はほとんどいないのではないか。 リバウンドを除き、ブロックショットの数はインサイドでセンターのコントロール力を説明することができるかもしれない。なぜなら、ディフェンスリバウンドはすべての選手にとって職責範囲内の仕事であるが、相手チームのシュートをふさぐことができれば、味方の士気を高めることにもなろう。過ぎ去った数シーズンにおいて、姚明選手のブロックショット数はそれほど多くなかったが、今シーズンで大ブレークして平均2.21にも達した。 二つの部門でトップ10に入ったことは、姚明選手にとってスタートのみにすぎない。得点、リバウンド、ブロックショットなどの三つにおいてトップ10ということは、姚明選手にとって絶対に達成できない目標ではない。 「チャイナネット」 2006年12月27日 |