中国国務院の認可を経て、中国はWTO加盟時の関税引き下げに関する承諾を履行するため、2007年1月1日から、さらに新鮮なイチゴなど44の税目の輸入関税を引き下げることになっている。調整後には、2007年の平均関税水準は9.9%から9.8%に下がり、そのうち、農産物の関税は平均15.2%、工業製品の関税は平均8.95%となる。 中国は来年、引き続き小麦、トウモロコシ、コメ、砂糖、羊毛、綿花など7種類の農産物および3種類の化学肥料に対して関税割当管理を行い、これらの化学肥料に1%割当税率を実施する。 国内の一部商品の消費税調整を踏まえ、2007年には、入国者の国内への持ち込み物品および国外からの郵送物の輸入関税についても調整が行われる。そのうち、ゴルフボール及びゴルフ用品、高級腕時計の輸入関税率は10%から30%に引き上げられ、化粧品の輸入関税率は20%から50%に引き上げられることになっている。 そのほか、世界税関組織の『商品名及びコードの協調制度』の改正、中国の産業?税収政策及び輸出入管理の必要に応じるため、中国は輸出入関税規則の中の1600余の税目を調整し、2007年版関税規則の税目は7646種に達することになる。 ?チャイナネット?2006年12月28日 |