中国青少年研究センターは28日、「中日韓米4カ国の高校生に対する生活意識比較研究」を発表した。この調査は同センターおよび日本青少年研究所、韓国青少年開発院、米国の社会調査会社が共同で実施したもの。4カ国計156校の高校生7304人に対し、約1年をかけて調査を行った。中国では北京、上海、広州、四川、陝西、黒竜江など6省?市における72校の高校生(中等専門学校生を含む)3240人が調査対象となった。 生活について「普通の生活を過ごせれば満足」と答えた学生は米国が71.7%で最も高く、次が日本で66.3%だった。一方、中国の学生はわずか41.2%、韓国も48.4%にとどまった。 このほか、各国学生の生活に対する考え方、家庭の教育などにはさまざまな違いがあるものの、「最も不安で悩んでいること」の項目では全て、「学校の成績」がトップとなった。国別で見ると韓国の学生が84.4%と最も高く、以下中国(78.4%)、日本(58.1%)、米国(54.6%)と続いた。 また、4カ国の高校生の多くが「他の人がどう思おうと、自分のやり方で生きたい」との観点に賛成している。うち韓国の学生が92.5%と突出して多く、以下米国(78.6%)、日本(74.8%)、中国(72.4%)が続いた。 「人民網日本語版」2006年12月30日 |