来月2005年度の中国国際貿易投資商談会をアモイで行われることに決まった。これは外国投資の誘致を目的とした中国唯一の全国的国際投資促進活動である。 中国国際貿易投資商談会は中国商務部の主催と、国連貿易開発会(UNCTAD)や国連工業開発機関(UNIDO)などの共催によるもので、毎年9月、中国東南部の沿海都市アモイで行われている。商談会の主な内容は投資プロジェクトについての相談や国際投資フォーラム及び投資をめぐるさまざまな研究会が含まれている。 今回の投資商談会の組織責任者楊彪氏によると、「今年の投資商談会は中国と世界各国の双方向投資を推進することだけではなく、世界各国間多方向投資のための情報交流の場を提供することを重視している。各国は会議の開催期間中に中国以外の第三国や地域と投資協定を結ぶことができる」としている。楊彪氏は、「投資プロジェクトをめぐる交流活動に申し込んだのは50数カ国に上り、合わせて、1000件を超える海外の投資プロジェクトがあり、そのうち、南アフリカやヨルダン、ポーランド、スウェーデン、デンマーク、キューバなどの国が参加する。また、更に一部の国は大使館や領事館を通じてわれわれと接触している。これと同時に、国連工業開発機関はアフリカ投資シンポジウムを開催することになっている。その際に、アフリカ投資に関する300以上のプロジェクトを紹介する」と述べた。 今会議のもう一つの重要な内容は、中国企業の外国での投資を推し進めることにある。ここ数年、経済の実力の向上に伴い、中国の対外投資の規模は年々拡大されている。世界の多くの国と地域、特に一部の発展途上国は中国企業の進出を期待している。楊彪氏はこれについて、「今年、アフリカの国々やその他の一部の発展途上国は中国投資の誘致に力を入れている。そのほか、ドイツのような一部の先進国も、中国の投資に歓迎の意を示している。このような投資を促すため、われわれは十数回の商談活動を行う予定がある。」と語っている。 中国各地の政府と企業は、この集中に投資プロジェクトをPRできる絶好の場に希望を託している。会議に参加する各代表団はたくさんの良い投資プロジェクトと十分な資金を持ち込み、投資商談会を通じて、国際市場での協力パートナーを見つけようとしている。 中国国際投資貿易商談会はこれまですでに8回行われ、15000以上の各種投資協力プロジェクトが調印され、契約ベース外資導入は940億ドルを上回っている。 「CRI」より 2005年8月22日 |