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中国、農村で新型合作医療制度の実施を強化

投稿時間:2007年08月08日閲覧数:
現在、中国政府は農村部で新型合作医療制度の実施を速め、2008年まで、計画より、‥

現在、中国政府は農村部で新型合作医療制度の実施を速め、2008年まで、計画より、2年間くりあげて全国の農村でこの制度を完全に実施することに努力しています。

中国では、全国人口の7割以上を占める8億ぐらいの人口が農村部に生活しています。都市部と比べれば、農村地区の経済発展と医療条件は相対的に立遅れており、農民の収入も比較的低いものです。統計によりますと、現在、中国では、約50%の農民は収入が低いため、医療費の支払いに困ったりしており、また一部の家庭は家族の医療費の支払いのために貧困状態に陥っています。

1950年代中国の農村地区では、互助型の合作医療制度が確立されました。しかし、この制度は1980年代に なって、其の役目はもう失いました。このため、中央政府は農村地区で新型医療合作制度を確立し、農民が医療費を払えないため治療放棄問題を解決することを決定しました。

この新型医療合作制度の具体的なやり方は、合作医療基金を設け、農民のために、一部の医療費を支払うことです。資金の来源は3つの部分からなっています。まず、この合作医療に加入する農民は1人当たり、毎年、10元を払うことです。それに、中央政府と地方政府は毎年、合作医療に加入した人に10元の補助金を与えることです。更に農民が合作医療に自己意思で加入した後、一定の比率に基づいて、使った医療費の一部を請求できるということです。

中国社会科学院社会学専門家の楊団さんはこれについて、「中央政府は2003年から一部の農村地区で新型医療合作制度のテスト実施を始めました」と語って、更に「新型医療合作制度は2003年から、テスト実施を始めました。現在まで、すでに2つの段階を経過しました。第1段階は310の県で、約9000万人の中で、テスト実施が行われました。第2段階では、その実施の範囲を更に500の県以上に拡大し、約1億5000万人が合作医療に加入しました」と話しました。

統計によりますと、去年、中国の農村では、関係部門は農村の合作医療基金のために33億元の資金を集め、7600万人の患者のために一部の医療費を支払い、810万人のため、身体検査を提供しました。専門家は、新型医療合作制度が確立された後、農民の医療費支払いの困難を解決し、農民の医療保障水準の向上で重要な役割を果していると見ています。

楊団さんは「このほど、中央政府はすでに、農村部で新型医療合作制度の確立を速め、来年までに4割の農村地区で合作医療制度を実施し、2008年まで、全国の農村で全面的に実施することを決定しました。これは計画より2年間くりあげました」と語り、更に「今回の新型医療合作制度の実施の推進は農民の衛生条件の改善面における中央政府の大きな決意を示し、中央が農村部の衛生問題を重視することを示しました」と語りました。

「CRI」より 2005/08/22

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