西安の大唐西市で28日、「遣隋使の大興城到達1400周年記念活動」が開幕した。日本からは村山富市元首相が400人の訪中団を率いて参加した。村山元首相は同日午後の「中日広場文化祭」において、中日間の友好交流史を振り返るとともに、当時日本の遣隋使があらゆる困難を乗り越えて大興城に到達したことに敬服の意を表した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。 村山元首相は「わたしは本日、ここに立つことをとても嬉しく思います。1400年前、わたしたちの先人もこの地に到達し、まさに彼らの努力によって中日間の文化交流史が切り開かれたからです。日本と中国の文化には血のつながりがあります。両国は交流と協力を強化してこそ、より良く共に発展していくことができるものと考えます」と述べた。 また「日中両国が悠久の友好交流史をしっかりと捉え、未来に向かい、両国民間の相互理解を深め、多くの分野で協力と交流を実施することを希望します。これは両国のみならず、アジア、ひいては世界の平和と安定、そして繁栄にとっても欠かすことのできない多大な影響を持つものです」と表明した。 「人民網日本語版」2007年10月29日 |