抗日戦争勝利60周年記念活動の開催状況に関する記者会見が30日開かれた。中国人民対外友好協会の陳昊蘇会長は記者の質問に対して「現在行われている抗日戦争勝利60周年の記念は、決して反日教育ではない。海外の問題を利用して国民の注意をそらしているのでもない」と述べた。 陳会長はまた、次のように述べた。 中国は、平和?発展?協力を旗印に国際問題を処理する姿勢を堅持している。われわれは「歴史を鑑(かがみ)とし未来に向かう」という共通認識を前提として、日本と長期的な友好協力関係を発展させていきたい。われわれの指導者は、一心に(国家)建設を進め、一心に発展を図ることを繰り返し強調している。中国の人民が自国をしっかりと建設することは、世界平和に果たすべき貢献でもある。これは周知の事実だと私は考える。 「人民網日本語版」2005年8月31日 |