中国銀行香港はこのほど発表した最新の報告で、今年上半期の香港の経済成長率は市場の予測を上回る6.5%に達するとの見方を示し、通年の経済成長率予測を5%から6%に引き上げた。 中銀香港によると、6%への上方修正は、下半期の成長率が5.5%以上に達し、失業率が年末までに5.3%まで改善され、通年のインフレ率が1.2%となる見込みを含んでいることを示している。 中銀香港は今年下半期を展望し、香港経済の将来に対する最大の不確定要因は原油価格と金利引き上げだと指摘する。香港特別行政区政府が数日前に発表したデータによると、上半期の香港経済は成長率6.5%を実現したが、原油価格の高騰やその他の不確定要因により、同政府は実質成長率の見通しを4.5~5.5%で維持している。 「人民網日本語版」2005年9月1日 |