国務院新聞弁公室は1日、白書「中国の軍備抑制?軍縮?不拡散への努力」を発表した。外交部軍控(軍備抑制)司の張炎司長はその席で「国際的な軍備抑制?軍縮?不拡散事業の健全な発展推進に向け、中国は国際社会に対し、以下の点で重点的に努力する必要があることを主張する」と述べ、次の5点を指摘した。 (1)「国連憲章」の主旨と原則、およびその他の公認された国際関係ルールを順守し、相互信頼、互恵、平等、協力を核心とする新しい安全保障観を確立し、平和で安定した国際安全保障環境の構築に努力する。 (2)各国が国際的な軍備抑制?軍縮?不拡散問題に平等に参与する権利を確保し、各国の安全が損なわれないことを前提に据えて、国際的な軍備抑制?軍縮?不拡散プロセスの推進を堅持する。 (3)国際法の枠組みの中で、政治的?外交的手段を通じて軍備抑制?軍縮?不拡散をめぐる国際的対立を解決する。 (4)国際的な軍備抑制?軍縮?不拡散の推進に努力すると同時に、科学技術の平和利用に関する各国の正当な権利を確保する。 (5)軍備抑制?軍縮?不拡散に関する現行の国際的法体系を保護、強化、改善し、国連などの国際機関の役割を十分に生かす。 「人民網日本語版」2005年9月2日 |