アジア開発銀行(ADB)は26日、2006年から08年の3年間に、中国へ総額45億ドルの融資を行い、中国の貧困扶助事業をバックアップすると発表した。 ADBはこのほど発表した最新の中国に関する戦略とプロジェクトの中で、今後3年間もこれまでと同様、対中融資を主に貧困扶助事業のバックアップに充てていく方針を明らかにした。また融資のほか、今後3年間にわたり年間1100万ドルの無償資金提供を行う予定。 ADBによると、今回計画に盛り込まれた対中支援プロジェクトのうち、約85%が中?西部の省で実施される。融資プロジェクトには、道路や鉄道などのインフラ整備、農村の電力化推進、水資源管理の強化による洪水?渇水対策などが含まれる。 「人民網日本語版」2005年9月28日 |